「底辺から見るNPHシングルカードプレビュー」第一回：《精神的つまづき/Mental Misstep》

2011年4月27日日常コメント (5)

やあ「それ、カウンターします」にようこそ。

突然だけど、新たなるファイレクシアのシングルカードプレビューをするよ！

え？公式フルスポイラーがいつもより早く出てしまったせいでPreview Weekが退屈だからかって？ハハハ、それももちろんあるけれど、僕のNPHに対するとめどない情熱を発散する場が欲しかったって言うのが一番さ！

それでは早速、今回取り上げるカードはタイトルにもあるように《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》だ。

精神的つまづき/Mental Misstep　(Φ/青)
インスタント　アンコモン
（(Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。）

点数で見たマナ・コストが1の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

このカードの素晴らしさを、まずはスタンダード環境で使うことを想定しながら語っていこうか。ところでみんなはスタンダードで最強の呪文は何だと思う？そうだよね、先手1ターン目の「定業」だよね。
《精神的つまづき/Mental Misstep》はこのスタンダード最強のライブラリ操作を、何と土地をセットしていない相手の先手1ターン目に打ち消すことが出来るんだ。キャストのコストとして2点のライフを失うことになるけれど、今まで君がこの最強のライブラリ操作から調達された、
戦隊の鷹、石鍛冶の神秘家のアドバンテージに比べたら大した問題ではないよね。

「定業」と双璧をなす最強のアクションがスタンダードにはもうひとつある。察しの良いみんなはもう気付いているだろうね、そう「コジレックの審問」からの「精神を刻む者、ジェイス」だよ。
マナ漏出構えているのに、前方確認からのエンドカードを盤面に送り込まれるこの動き、例えば君が後手でもジェイス・ベレレンを置いて「PW先置き」出来たかも知れない。しかし相手もカウンターを構えている場合はそうもいかず、タップした３枚の土地を嘆きつつ、精神を刻む者、ジェイスが場に出るのを指を咥えて眺めるだけだった。
でも、《精神的つまづき/Mental Misstep》を手に入れた君はもう安心して大丈夫。「コジレックの審問」を打ち消すことが出来るだけじゃなく、何かと面倒な「強迫」もケア出来て、サイコウさ！
そして万が一精神を刻む者、ジェイスを出されてしまっても、次のターンの「呪文貫き」を打ち消しておけばPWを対消滅出来て被害は少なくて済む。テンポを阻害することなく、ゲームエンドを回避出来るなんて本当に素晴らしいと思わないかい？

ここまで、考えた。

See You!